世界一周

【ピースボート】船旅で世界一周しました!体験してわかったメリットとデメリットまとめ

tocotabi
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matuaです。

 

2015年に、夫婦で世界一周旅行をしました。

 

その時に利用したのがピースボートで、船でぐるっと1周してきました。

周りからも船で世界一周したと話すといろいろ聞かれるので、少しずつまとめてみたいと思います。

 今回は、ピースボートで世界一周することのメリットを紹介します。

 

・これから世界一周旅行をしてみたいと思っている人

・船旅って飛行機と何が違うの?と思う人

・実際は、3カ月間どんな生活をしてるの?と思う人

 

こんな風に考えている人の参考になれば嬉しいです!

 

 

そもそもピースボートって?

 ピースボートクルーズというのは、NGOとして運営されているピースボートが運営、ジャパングレイスという旅行会社が企画実施をしている世界一周を中心としたクルーズです。

 

地球一周クルーズは、年3回、約105日間(3ヶ月半くらい)かけて船で世界一周します。

各クルーズは毎回行き先が変わっています。

私たちが乗船したのは北欧クルーズといって、北欧とヨーロッパを中心に巡るコースでした。

 

その他にも

アフリカや南米を中心に回るコース

オーストラリアやニュージーランドなどのオセアニアへいくコース

など、結構色々な種類があります。

 

「長期の世界一周はちょっと時間とお金が・・・。」

という方は、7〜10日間のショートクルーズというのもあります。

韓国や沖縄など、日本近郊クルーズが多いようですが、

 

「少しでも船旅気分を味わいたい!」

「いつかの世界一周の予行練習に!」

 

という方にはぴったりですね。

 

ピースボート世界一周のメリット

①移動がとにかく楽!

船は動くホテル。

乗って寝てれば、遊んでれば、次の国につきます。

ホテルだから、ルームキーピングもしてくれます。タオルも替えてもらえます。

また荷物も、乗船前の準備で船内に送ってしまえば、あとは船に乗ってるだけでいいからすごく楽チンです。

寄港地でも町歩き用のバッグ1つでうろうろできるので、スーツケースなどの大きい荷物を持つ必要がありません。

 

年配の方だったり、小さな子どもがいるファミリーは特に楽だと思います。

 

ちなみに船内には船上保育園もあるので、ちびっこも結構乗っていましたよ。

(保育園の有無は、クルーズごとによって違います。)

 

②年代問わず友達がたくさんできる

上は90歳、下は2歳とかなり幅広い年齢層の人が約1000人乗ってます!!

  

1000人も乗っていれば、ちょっとした小さな村と同じくらいの規模ですよね。

ちなみに年齢比率は、クルーズの内容やコースによっても変わりますが

私達が乗ってた時は

60歳以上80%、それ以下20%

くらいの感覚でした。

 

また、ピースボートの乗客はほとんどが日本人なので、

「英語がしゃべれないから心配!」

なんてことも、船内ではあんまりありません。

 

また日本人だけでなく、

船内のクルーや、英会話クラスボランティアの先生など

外国の方も多く乗っています。

 

私たちは夫婦そろって、船内の英会話クラスも受講していました。

寄港地での観光がある日以外はほとんど授業があったので、

英語で会話をすることに次第に慣れてきて楽しかったです。

寄港地ですぐに学んだ英語が活かせるのも、船旅ならではの経験でした。

 

そして部屋の担当クルーがホンジュラス人インド人だったので、

毎日スペイン語も使ってました。

廊下歩いてて、

日本語→英語→スペイン語

で順番に挨拶する経験は、なかなか日本だとないですよねw

 

③他の船旅に比べてカジュアルで安い

各クルーズや部屋のランクによっても違いますが、

豪華世界一周船で有名な飛鳥Ⅱ(今は世界一周やってないかも)の最低料金で、

ピースボートなら1番いいスイート泊まれます。

クルーズによっても変わりますが、一人約390万円くらいです。

 

1番安い部屋(窓無しの4人部屋)だと、

30歳未満だったら100万円〜120万円くらいで、3ヶ月半暮らせます。

船内での食事やベッドメイキングなどのサービス込みです。

(アルコールは別料金)

 

④他の旅ではできない体験ができる

ピースボートは国際交流やボランティアに強いので、ふだんの旅行では体験できないツアーが豊富です。

私たちは特に、各国の学校訪問や子供達と触れ合うツアーに参加してました。

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こちらは南米ベネズエラの学校訪問をした時の写真。

言葉はわからなくても、なんとなく笑顔とジェスチャーでコミュニケーションは取れます。

普段の旅行ではできないことなので、すごくいい経験でした。

 

その他、平和関係のツアーなどもたくさんありました。

アウシュビッツ刑務所のツアーはなかなかいけない場所とあって結構な人数参加していました。

 

ちなみに、寄港地でも船内でも過ごし方は基本は完全自由です。

ロシアなど、一部ツアーでないと入国できない国がありましたが、それ以外は自分たちで自由に見て回ってもいいし、全部ツアーを取って回ることもできます。

(全部ツアーとったらそれだけでとんでもない値段になりますが)

 

 

ピースボート世界一周のデメリット

船旅ならではのメリットがたくさんある一方で、

ちょっと「うーん・・・」と思う部分や不自由を感じた部分もありました。

 

①ほとんどの国は1日2日しか滞在しない

ほとんどの国が、朝から夕方までの1日の滞在だけです。いくつか2日間のところもありますが、私たちが乗ったクルーズではインドとハワイの二ヶ所だけでした。

なので、いける場所がすごく限られます。

 

また、船は港に着くので、内陸の街を観光するのは結構きびしいです。

船から一定期間、一時的に降りる「離脱」というのをすればいけますが、離脱の間の宿泊、交通費などは全て自腹(旅行代金には含まれてない)です。

 

②日程の3分の1は船上

陸地の上が約30日、あとはほぼ海上です!

船内はいろんなアクティビティやイベントがあり、退屈することはないですが、さすがに10日間船から降りられないのは辛い時もあります。

サクサクいろんな場所を訪れたい人は、飛行機移動の方がやっぱり速いです。

 

ただ、船上でしか味わえないゆっくりした時間や空間、景色などは

非日常で私は好きでした。

それぞれの好みや、やりたいことによりますね。

 

③やっぱり船酔いはある

自分も乗る前に1番不安に思っていたし、人から1番聞かれるこの話題。

 

はっきりいって、船酔いはあります!!

 

ただ人によって程度は変わります。

 

私は30分くらいの観光船とか乗ると、もれなく気持ち悪くなるタイプです。

 

ですが、本格的な船酔い(吐くとか動けないとか)は、105日中3日だけでした。

 海域によって絶対揺れる場所で1回、悪天候で2回でした。

中にはこういう日でも大丈夫な人もいましたが。

 船内にはだいぶ強めの酔い止めが、フロントなど船内の数カ所に置いてあり、

無料で貰い放題です。

毎日予防で飲んでいる人もいたので、対策は十分にできますね。

 

④時間とお金の両方が必要

 一般的な飛行機での1週間とかの旅行と1番違うのが、時間もお金も必要だということ。

お金は働けばなんとかなりますが、時間は有限。

働き世代だったら、3ヶ月以上も仕事は休めないことの方が多いと思います。

 

教員だった30代夫婦が、世界一周旅行をしたわけ にも書いたように、

 私たちは仕事を辞めたからのりましたが、同世代はやっぱり辞めてから乗った人が多かった気がします。

中には仕事を休職して乗っている人もいましたが、少数派でした。

あとは、フリーランスや権利収入(労働しなくても収入が入る仕組み)をもってる人もいました。

 

そして1番多かったのは退職したシニアの方と、大学生!

ほんと、学生のうちに世界一周できたらいいだろうなーってうらやましく思います。

シニアの中にはリピーターもたくさんいて、私が会った中では12回目という人もいました。

まず総額いくらかかっているのかを、計算しちゃいますよね。。

 

船旅も、旅の手段の1つとして考えてみよう

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実際にピースボートに乗ってみてのメリットデメリットをご紹介しました。

 

費用や時間などの兼ね合いを考えるのはもちろん大切ですが、

「自分はどんな世界一周旅行にしたいか」

を考えたときに、飛行機だけではない選択肢があるということを知っておくだけでも旅の可能性が広がると思います。

 

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よかったらこちらの記事も参考にどうぞ!

教員だった30代夫婦が、世界一周旅行をしたわけ

【世界一周のススメ】30代主婦、旅をして世間のレールから外れてみたら自分らしく生きやすくなった話 

 

今回ご紹介したメリットとデメリットが、あなたの旅の参考になれば嬉しいです☆

 

 

ABOUT ME
まつあ
1985年生まれ、夫婦2人暮らし。自由に旅したすぎて当ブログの他ウェブサイト運営のお仕事してます。 船で世界一周含めて約33カ国訪問、ホテル・飛行機・カフェが大好き。観光で忙しい旅よりも、のんびり現地での生活を楽しむような旅が好きです。
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